よろしくどうぞm(_ _)m
    
スポンサーサイト   
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
エジプト その2   
遂にムバラク大統領が辞任しましたね。

今後のエジプトの政権がどのようになるのか、
中東に住んでいる身としては、多少気になるところでは
あります。

なんといってもエジプトは地域大国ですから・・・。

ニュースでも言われているように、イスラエルとの関係
など、今後の中東を左右する問題がまだ残っているわけです。

エジプトの「革命」を機に周囲の中東諸国でも同じような動き
が加速することだってあります。

とはいえ、エジプト国民の力で国を変えたということはやっぱり
すごいことですよね。

いや~、素晴らしい。

ただ、

旅行に行って巻き込まれるほうは結構たまらない

というのもまた事実なわけで・・・。

エジプトの感動に水を差すわけではないんですが、
任国外旅行に行って、偶然巻き込まれた一協力隊員の視点で
エジプト「革命」前夜をご紹介したいと思います。


Previously on "Quatsh!Quatsch!"
―前回までの「Quatsch!Quatsch!」―

*「24」のジャック・バウアーの声を想像しつつ
 お楽しみください。


ピラミッド

束の間の休暇を利用して、僕とJICA隊員3名はエジプトは訪れていた。

ピラミッドやナイルの夜景を楽しみつつ日ごろの疲れを癒すJICA隊員達。

完走パーティー

ルクソールでのマラソンを終え、ホテルの完走記念パーティーが
盛り上がるなか、JICAエジプト隊員に一本の電話が入る。

「カイロの騒動を受け、エジプト全土に夜間外出禁止令が発令
されたので、自宅待機してください。」

パーティー会場のホテルから出て宿泊先に帰るべきか、
このまま会場のホテルで朝まで待つべきか。

揺れるJICA隊員達。

果たして無事にホテルに辿りつくことができるのか。

そして翌日以後の旅行はどうなるのか・・・。

JICA隊員の最も長い5日間が今、始まろうとしている・・・。

事件はリアルタイムで・・・・起こってはいない。


前置きの24ごっこでかなり長くなってしまったので、さらっと行きたい
と思います。

「Previously on ---」がやりたかっただけなので・・・。

これ以後は、同期隊員、Nさんが撮った写真をお借りして
お送りします。

Nさん、写真ありがとうございました。

とりあえず、ルクソール市内では夜間外出禁止令が出たあとも
タクシーなどは通常通り走っているようなので、JICAオフィスとも
相談の上、タクシーでホテルまで帰りました。

明けて翌日、予定していた気球ツアーは案の定キャンセル。

外出禁止令が朝8時までで、気球ツアーが朝5時からですからね。

さすがに気球飛んでたら、まずいですよね・・・。

そんなわけで禁止令が解除されるのを待って、カイロを避けて
南はアスワンへ移動。

車窓から

ヨルダンではまず見られない景色を眺めながら電車で移動していると、
ヨルダン事務所の方から電話がかかってきました。

トゥルットゥルッ、ピールー(CTU内線音)
僕:「どうしたジャック?」

もとい、

僕:「はい、もしもし」

JICAヨルダン事務所:「エジプトは危険なので、大至急エジプトから
           ヨルダンに退去してください」

チーーーン。

まぁ、安全第一なので仕方ないです。

というわけで、アスワンに到着。
アスワン

すぐさま空港へ

空港に到着してカウンターでチケットを買おうとすると、

職員:「ここでチケットは売ってないし、チケット持ってない
    なら空港に入らないでくれ」

空港カウンターでチケット売らないってどういうこと!!

どうして?ホワイッ??レーッシュ??

粘ったら空港警備員に逮捕されそうだったので、とりあえず
タクシーで駅へ移動。

通りの角を駅に向って曲がった瞬間、駅前を囲む群衆と装甲車が
目に飛び込んできました。

嫌な予感・・・。

案の定、装甲車が何か撃った(投げた?)瞬間、逃げ惑う群集。

「窓閉めろーー」

「引き返してーー」

怒号飛び交うタクシー車内。

引き返して、タクシーをおり、とりあえずホテルで
一泊して翌日エジプトエアーのオフィスへ行くことに。

逃走
前日のデモの傷跡が残る街を歩きながら、ホテルへ
向って歩いていると、あれ、なんだかほこりっぽい。

あれ、なんか鼻痛いなぁ~と思っていると
涙が出てきました。

周りを見てみると、現地の人達が服やマスクで口鼻を覆っています。

いやぁ、あれですよ。

催涙弾って本当に泣けるんですねーー。

いやぁ、まいったまいった。

そんなわけで煙を避けつつホテルまで移動。

途中すれ違ったエジプト人のおっちゃんに、

「ホテルついたら、コーラで顔洗えよ!

と、催涙弾対策の民間療法を教わりながら
なんとかホテル到着。

同じく旅行でエジプトに来ていた同期のヨルダン隊員2名と合流し、
その日はホテル泊。

明けて翌日。
外出禁止令が解けるのを待って、エジプトエアのオフィスへ。

闘争

同じようにカイロへのチケットを求める旅行客に交じって
カウンターに詰め寄るものの、前々日よりエジプト全土で
ネットが切られているようで、「カウンターではチケットが
発見できない」の一点張り。

「空港のカウンターで買ってくれ」というので、
「昨日追い返されたんですけどっ!!」と抗議。

「今日は買えるから・・・」と言う職員。

3回ぐらい確認して、電話をかけてもらって、
一筆書いてもらって納得。

ただ、最後に職員が
「ネット使えないから、現金しか使えません」

大丈夫、大丈夫、最近の旅行者は大量の現金持ち歩いてるからって

アホーーーッ!!

両替商を探すものの、前日、前々日の騒動のせいか軒並み閉店。

幸いATMはまだ稼動していたので、恐る恐るヨルダンで
使っているBankAudiのカードを入れてみると、
なんとお金を出すことができました。

ありがとう、BankAudi。

普段、「支店が少なくて使いにくい」とか文句言ってごめんよ。

ちなみにこの翌日あたりからATMも機能しなくなったため、
実はこれが最後のチャンスだったようです。

ある意味ラッキー。

お金を出したらそのまま空港へ直行。

空港のエジプトエアのオフィスに詰め寄り、直談判するものの
「そもそもカイロから飛行機が来ないからスタンバイチケットは
売れない」と言われ、とりあえず空港待機。

空港にて

日本から旅行できていた男性も交じって和気あいあいとロビーで待機
していると、JICAエジプトオフィスからご連絡。

「空路がだめならどんな手段でもいいのでカイロまで来てください」

というわけで、空路を諦めて鉄道のチケットを買いに駅へ。

その途中でエジプト隊員の方たちがルクソールからバス移動する
という情報を入手。

それなら鉄道でカイロまで行くよりも、そのバスに合流させて
もらうほうが安全だろうということで、アスワンールクソール間
をタクシー移動することに。

駅のツアリストポリスにお願いしてタクシーを呼んでもらい、
4時間近くかけてルクソールへ。

タクシー移動
まぁ、タクシーというか、ツアリストポリスの知り合い・・・ですよね。

ルクソールに到着後はルクソールのJICA隊員さんのお家に
泊めていただきました。

ルクソール隊員さんは、国外退去が決定したこともあり、
家を引き払う準備に大忙し。

マラソンのためにルクソールに来ていた他のエジプト隊員さんは
自分の任地に帰ることもできず、自分の荷物を置いたまま日本に
帰るということでした。

翌日は朝からバスでハルガダへ。

長距離移動に備えて、朝からヨルダン隊員はおにぎり作りのお手伝い。
ピクニック!?

小型のバス2台でハルガダへ向い、そこで1泊。
次の日にまたバスでカイロへ向うという日程です。

バス移動
小型バス。

外国人ばかりだと目立つということで、女性はヒジャブ着用。
防空壕

なんだろう、ヒジャブっていうか、

防災ずきんのような・・・

バスで5時間かけてハルガダへ。

ハルガダではホテル泊。

本当だったら、翌日、2月1日にカイロ入りして、カイロで1泊して、
当初の予定通り2月2日にヨルダンに帰れる予定だったんですが、
2月1日にエジプト全土で大規模デモが起こるということで、
2月1日の移動は不可能となりました。

と、いうわけでその日は1日待機ということに。

ハルガダといえば、紅海に面する一大リゾート地。

カイロやルクソールの騒動が嘘のようにいたって穏やか。

ヨーロッパやロシアの旅行客は、カイロの騒動などまるで
知らないかのように街を歩いています。

昼間は外出禁止令が出ていないということもあり、
気分転換もかねて、エジプト隊員の方と一緒に散歩。

ハルガダ

カフェのビーチから紅海をぼーっと眺めていると、ここは本当に
エジプトなのかと思えてきます。

そして迎えた2月2日。

予定通りバスでカイロへ。

ただ1つ予定外だったのは、前日食べたシュワルマが悪かったのか、
激しい下痢を煩ってしまったことでした。。。。

下痢+長距離バス移動。

最悪の組み合わせです。

とりあえず下痢止めを飲んでレッツゴー・・・。

しかし、その下痢止めがよかったのか、ピタッととまりました。

おかげでカイロまで無事到着。

カイロ市内に入ると、突然怪しげなエジプト人がバスを止めて、
中に入ってきました。

カイロでは囚人が脱獄し、カージャックが起きているという話だった
ので一瞬緊張したものの、入ってきた人の第一声が、

「Are you JICA?」

空港まで送るためにわざわざ待っていてくれた
JICAオフィスの人でした。

ここでエジプト隊員の方々とは別れ、街中に戦車がずらっと並ぶなか
カイロ空港へ。

戦車の写真もあるんですが・・・、なんか出していいのかわからない
のでとりあえず載せません。

というわけで現地の新聞の写真をご覧ください。

わかりやすいように比較対象としてまず僕が取ったピラミッド。

ピラミッド

で、こちらが騒動後の新聞写真。

ピラミッドと装甲車

ピラミッドの前に移っている装甲車が見えるでしょうか。

ただエジプト人はたくましい。

こんな騒動の中でも・・・、

戦車と花嫁

結婚式はするっ!!

すごいっていうか・・・、花嫁嬉しいのかな?

まぁ、こんな感じのカイロ市内を抜けて空港へ。

カイロ空港のチケットカウンターも人が殺到していて、その中を
かいくぐってなんとか、チケットゲット。

ただ、予定のフライトは何故か満員だったので、その次の便に
回されました。

しかも、予定よりも2時間遅い便。

というわけでまたしても空港待機!!
待機2

チケットを取れた便も30分くらい遅れて出発したものの、
なんとか無事アンマンに到着。

深夜12時過ぎに到着したんですが、学生の一人、Aさんが
わざわざ空港まで迎えにきてくれてました。

到着ゲートから出てきてAさんを見たら「帰ってきたぁ~~」
と実感しました。 

おかしな話ですが家に帰ってきたような安心感でした。

Aさん、ありがとうございます!

実はヨルダン帰国翌日の3日にはテストの予定があり、しかも
5日の土曜にはJAAJの修了式があったので、どうしても
2日には帰りたかったんです。

なんせ、今回はヨルダンに来て初めての修了式だったので。

ヨルダンで初めて教えたクラスの修了証書も渡せないなんて
流石に寂しすぎます。

おまけに僕のクラスの学生と一緒に修了式で歌を歌うことになって
いたので、それには参加したかったんです。

なので、予定通り帰ってこれてほんっとーーーーによかったです。

合唱
修了式での歌。

集合写真JAAJ
集合写真。

平和って、素晴らしい!!
スポンサーサイト
              
コメント
         
コメントする












 管理者にだけ表示を許可する?

                  
トラックバック
トラックバックURL
→http://jinkechidaa.blog27.fc2.com/tb.php/113-614d1493
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
    
         
    
                        
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。